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南光苑

 

 

南光苑

南光苑

  

 戦前の府立第四高女時代、甲州街道沿いの木の正門前には湧き水の小川が流れ、垣根にはカラタチの花が咲いていた。

 正面の2階建て校舎の玄関前には池があって、そのまわりに多くの植物が植えられ、南光苑と呼ばれていた。

 その後、南光苑は、南多摩高校90周年の改築・改修に伴い大きく変貌した。池は完全に消滅したが、甲州街道とグラウンドに囲まれた緑の庭園に沿って曲がりくねった遊歩道がつくられた。

 この庭園には昭和15年に全国制覇し日本一になった水泳大会優勝記念碑(若林牧春の歌碑)も移され、木漏れ日さす緑の木陰で過去・現在・未来と様々な思いが語り継がれている。