11月6日『都立南多摩中等教育学校 開校記念式典』

20101106

 

 

 

 

学校長式辞

 

百年太鼓の演奏

 

 生徒全員による学生歌「無限の粒」合唱

 11月6日午後、澄んだ青空が祝福するかのように、今年4月に入学した中学1年生と高校1年生全員が出席して、『都立南多摩中等教育学校開校記念式典』が体育館で催された。

 学校及びPTA関係者、あかね会役員など来賓の皆さんに加えて、中1の父兄の皆さんに連れられ、将来入学するかも知れない妹弟たちの幼い顔が見られるのも、新鮮な中高一貫校の所以である。南多摩高校100年の輝かしき伝統を継承し、中高6年制学校としての新しい発展の一歩を刻む記念すべき区切りの式典に花を添えているかのようだ。

 小林校長の式辞、榎本前校長の祝辞などを通して、6年間の一貫教育で「心・知・体の調和を求める人間力の南多摩」の将来が見えてきた。校内だけでなく課外にも飛び出して、自然、文化、歴史、産業などを肌で体験するフィールドワーク学習で、生徒一人一人の可能性を伸ばし、国際社会での次世代リーダーを育てる新しい教育も将来が期待される。

 式展の前後には室内楽や吹奏楽の演奏、新しい「南多摩」を象徴する百年太鼓の迫力ある演奏が、会場の活気を盛り上げていた。

 新しい話題は、南高OBで音楽家として活躍している郡司 博氏(昭和38年卒)作詞・作曲による南多摩中等教育学校学生歌『無限の粒』が初めて露されたことだ。横井明子先生の指揮で中・高1年生が一緒に合唱するハーモニーが美しいメロディと上手く融け合って、校歌と共に、今後末長く歌い続けられていくことだろう。 

(広報委員)