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浅草で匠の技・太鼓の皮張り作業を生徒とともに見学しました。 |
20110804 |
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太鼓内側にメモリアル・メッセージを書く生徒
匠の技、太鼓の皮張り作業を見守る生徒
宮本卯之助商店側から見た東京スカイツリー |
「南多摩百年太鼓」の名称で親しまれ、記念式典や文化祭、全国高校PTA大会などでの演奏で着々とその存在感を示してきた太鼓部。今年は部活昇格も叶い、部員も30人の大所帯になり、ますます練習に磨きが掛かっています。 部活昇格を祝って、あかね会・100周年基金から母校に1尺8寸の「長胴太鼓」が寄贈されることになり、発注先の浅草「宮本卯之助商店」本社工場において、注文した長胴太鼓に皮を張る伝統工芸の技を見学する機会に恵まれました。 8月4日、真夏の浅草に、太鼓指導の今川健司先生と太鼓部の中等2年生が6名、常盤正臣基金運営委員長など、あかね会関係者8名が集結しました。 宮本卯之助商店といえば文久元年(1861年)の創業から150年、太鼓や御輿を製造する日本を代表するトップメーカーで、三社祭、神田祭、大国魂神社などの大祭で、その勇姿を見ることができます。
江戸情緒が漂う宮本卯之助商店本社
300年以上の樹齢を持つケヤキ1本をくり抜いて仕上げた長胴太鼓に、雌牛の皮を緩みがないように細心の注意を払って張り、鋲打ちで止めていくこの道50年の円熟した匠の技に参加者全員が感心し、この技ありきで、あの太鼓の素晴らしい音色を奏でることに実感しました。 工場見学を終えて宮本卯之助商店を出ると目の前は、東京スカイツリーの絶景スポットでもありました。 来る9月10〜11日の文化祭『南魂祭』では、初めて念願の体育館での太鼓演奏披露が決定、従来の8台の太鼓に加えて、この新しい長胴太鼓がデビューします。生徒たちの腕の見せ所です。 (広報部) |