平成26年度あかね会総会』 開催

20140524

 

 

 今回が102回目になる南多摩高校同窓会『平成26年度あかね会定例総会』は、5月第3日曜に当たる18日に66名が出席して、母校近くのホテル『ザ・ビー八王子(旧名 八王子プラザホテル)で開催されました。来賓として校長、副校長、新PTA会長など学校関係者とともに、今年卒業したばかりの新会員も出席しました。
 午前11時からの第1部・定例総会では、最初に挨拶に立った石川和昭会長、押尾勲名誉会長から、10ヶ月後に迫った南多摩高校の閉校についての想いと、それを発展的に受け継ぐ南多摩中等教育学校への大きな期待を語られ、同窓会あかね会も一体となって継続支援していくことが確認されました。議長に選出された溝口重郎さん(昭和36年卒)の進行で、平成25年度の事業報告・決算報告・特別会計報告(100周年基金)と会計監査報告、続いて今年の事業計画と予算案が満場一致で拍手で可決されました。今年度予算の特色は、来年3月の南多摩高校閉校事業に関わる予算が計上されたことで、閉校記念碑の建立をはじめ、閉校式典や懇親会、記念品などへの一部支援などに使われる予定です。
 正午からの第2部・講演会は、「地図で見る八王子」と題して、国土地理院に勤務されていた菱山剛秀さん(昭和44年卒)の講演で、彼は南高在学中に八王子の宮田遺跡で「子抱き土偶」を発掘したことでも知られています。縄文時代から古墳時代、戦国時代、江戸時代、そして近世に至る八王子の文化と歴史を地図のスライドを通して語られ、多くの聴衆が地元に密着した講演に興味を持ちました。過去の地図を見ることで、地図は自然災害の危険な場所を教えてくれ、忘れられた歴史を甦らせてくれることを改めて知りました。
 午後1時から第3部・懇親会は、黒須隆一顧問の乾杯で始まり、和やかな雰囲気のもと、会員同士の友好がはかられました。新会員代表として出席した佐久間裕君(平成26年卒)は、母校剣道部出身で現在学芸大学1年生として勉学に励んでいることが報告されました。締めは音楽家・丸山久さん(昭和44年卒)の指導で童謡「夕焼け小焼け」や母校校歌を合唱して3時過ぎに閉会となりました。来年以降もも「あかね会総会」は開催されますが、今年は南多摩高校が存続中に行われる最後の総会となりました。 (広報)



総会の様子


懇親会の様子

写真集

 

 

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