還暦で結成、今年6回目を迎えた昭和41年卒の音楽会『フェニーチェ コンサート』

20130512

 

 

 

 

 南多摩高校卒業生が中心になって、『第6回フェニーチェ コンサート』が5月8日(水)に八王子いちょうホールで開催されました。ピアノ演奏をバックに、ヴェルディのクラシック曲をはじめとした声楽をソロや二重唱で聴かせるコンサートで、伸びやかなソプラノやテノールの歌声が会場いっぱいに流れると、これが6年前、還暦を期に結成されたクラシック音楽会とは思えない感激にとらわれます。さらに、日本童謡やオカリナとギターの競演もあり、バラエティに富んだ音楽会でもあります。

 もとをたどると、南多摩高校が100周年を迎えた前年の2007(平成19)年、60歳を迎えた昭和41年卒業の3年3組クラスが仲間に呼びかけ、声楽、シャンソン、器楽演奏の『還暦記念コンサート』が初めて行われました。このクラスは音楽教諭の土屋公平先生を担任とした音楽選択の女子クラスだったために、卒業してからも多くのクラスメイトが音楽を通して堅い絆で結ばれていたようです。第1回コンサートを鑑賞に見えられた旧南高OB合唱団の男性先輩ほかが加わったことで、翌2008年から昭和41年卒を中心にした層の厚いメンバーが揃った音楽会『フェニーチェ コンサート』として、毎年5月に開催できるようになりました。

 また、『とっておきの文化祭』としてクラスメイト同志での展示会も毎年開催しています。還暦を過ぎて、卒業生や仲間がそれぞれの趣味でひとつにまとまり、このような大きなイベントを毎年開催できるということは、なんと素晴らしいことでしょうか。これからの活躍を楽しみにしています。

 (冠名のフェニーチェとは、イタリア・ヴェネツィアにある歌劇場の名で、イタリア語で不死鳥のことをいう。)

 主催:フェニーチェコンサート実行委員会事務局
     連絡先 042-644-5644  日吉 悦子(昭和41年卒)  
    「とっておきの文化祭」
     連絡先 042-625-0377  大野 堯子(昭和41年卒
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今回の上演プログラム


ラストは出演者全員で会場の皆さんと合唱