南高3年生T君くんが3000m障害で
2011北東北総合体育大会(岩手インターハイ)に出場

20111029

  8月3日(水)から7日(日)、岩手県北上総合運動公園陸上競技場で開催された平成23年度全国高等学校総合体育大会・陸上競技大会に南高3年生のT君くんが3000m障害で東京大会優勝、関東大会南関東地区第2位を勝ち抜き、出場してきました。

 関東大会後、数日の休養をとり、期末考査を挟んでの調整練習は順調に消化できました。

 夏休みに入り、学校での夏期講習と調整練習を両立させ、協議前々日の4日(木)に現地入りしました。現地での最終調整練習も予定通り実施し、6日(土)の予選を迎えました。

 Tくんは、予選第3組に出場、落着いて第1障害を越えレースがスタート。

 十数人で集団が形成され序盤はレースが進み、自分のリズムでなかなか走ることが難しい展開でレース後半となりました。徐々に上がってきたペースに集団が縦に伸び、そのベースアップに対応しようとしましたが、力及ばずゴールとなりました。

 結果は、予選3組第11位で予選敗退となり、決勝進出はなりませんでした。

 決勝進出は逃してしまいましたが、都大会、関東大会と走るたびに自己記録を更新して、全国の舞台へと進み、4月から同じようにインターハイロードを勝ち上がってきた全国11ブロックを代表する選手たちとともに、東日本大震災で大きな被害を受けたにも関わらず大会を開催していただいた東北の地でレースすることができたことは、走ったT君はもちろん、本校陸上競技部にとっても非常に大きな経験となりました。

 今大会に臨むにあたり多くの方々から温かいご支援、ご協力をいただきました。

 皆様のご厚意に改めて感謝致します。夢は叶う!とチーム全員が感じることができた大会となりました。

 大会スローガンにもあった無限の可能性を信じてTくん、そして南多摩高校陸上競技部は、”新たな夢”へチャレンジして行きます。今後とも応援よろしくお願い致します。

南多摩高校同窓会(あかね会)の皆様へ

 岩手インターハイ出場にあたり、応援・ご支援ありがとうございました。多くの方々にお力をいただき、目標であった舞台で走ることができました。結果は予選9分35秒64で残念ながら決勝出場はなりませせんでしたが、すばらしい経験ができ、多くのものを得ることができました。今後も進路と共に陸上競技を大学でも頑張り、箱根駅伝や関東や全国の学生選手権などで活躍できるよう努力していきます。今後ともよろしくお願いします。


〜インターハイに出場して〜

 僕には小学校の時からずっと今まで「箱根駅伝に出る!」という夢があり、ずっと陸上競技をやってきました。この夢があったから今まで陸上をやってこれました。しかし、その夢は自分の中で、雲をつかむような話で、全く現実味をおびてなく、どのレベルの話なのか「全国」という世界をあまりにも知らなすぎでした。

 そんな中、最後のインターハイ路線が春から始まり自分は、5000m、3000mSC(障害)に出場、5000mは支部を勝ち抜き、3000mSCは、タイムで標準記録を切っていたので、両種目とも都大会へ駒を進めましたが、その都大会で5000mは終わってしまい、3000mSCだけ、関東へ進めました。その上がり調子のまま関東では2位に入ることができ、インターハイの出場が決まりました。

 初めての全国大会ではうまく走ることができず、他の人達と全く戦うこともできず、とても悔しいインターハイとなりました。しかし、今まではテレビでしか見れなかった舞台で走ることができ、その舞台を味わうことができました。初めて「全国」という世界を知ることができ、自分をもっと高めなきゃならないと実感しました。今後、自分が戦うべき相手と一緒に走り、見たりできたのはとても大きな経験になりました。インターハイといえども負けたことが悔しくて、それを最後の駅伝で発揮させ、今年こそは上の舞台へ進みたいと思います。また、大学に進学しても、今回得た経験はとても生きると思うので、数年後、箱根での活躍にご期待ください!

 自分がインターハイまで進めたのも、皆さんの応援、サポートの力がとても大きかったです。自分もさらに精進していきますので、これからもよろしくお願いします!本当にありがとうございます!

3年 南高T君

Copyright(c)  南多摩高等学校 同窓会 あかね会Jan.2009