平成27年度 あかね会総会 開催

20150527

 

 

 

南高最後の卒業生を新会員に迎え、5月17日にあかね会総会を開催しました。

南多摩高校が閉校後、最初の「あかね会総会」は、5月17日の第3日曜日に京王八王子駅前のホテル「ザ・ビー 八王子」において、49名が出席して開催されました。第1部の定例総会は、石川和昭会長の挨拶で始まり、26年度事業・決算報告会計監査報告が行われ、続いて今年度27年度の事業計画・予算案が提示され満場一致で承認されました。今年は役員改正の年にあたり、長年副会長を務めてきた半澤邦彦氏(昭和37年礎中)に代わって、新たに小林幹彦氏(昭和45年卒)が副会長に就任しました。小林氏は7年前の母校100周年時に第20代校長として記念事業を成功に導き、南多摩中等教育学校では初代校長として両校へのスムーズなバトンタッチに大きく貢献されました。また、南多摩高校から南多摩中等教育学校に引き継がれたことであかね会の規約が改正され、同窓会の名称が「南多摩同窓会あかね会」に変更され、今年度の南多摩中等教育学校第1回卒業生を受け入れる体制が作られました。今年卒業したしたばかりの新会員も参加し、フレッシュな顔ぶれとなりました。また、吉田副校長から、母校の近況について報告があり、5月9日にドーハ(カタール)で行われた「アジアユース陸上競技選手権大会」に日本代表として出場した酒井由吾君(中等4年)が走り幅跳びで7m31の自己新記録で銀メダルを獲得したり、長刀女子では関東大会に進出、また、太鼓部は成田山新勝寺での「成田山太鼓祭」りに初出場を果たすなど部活動のめざましい活躍ぶりが紹介され、会場から拍手がわき起こりました。

正午からの第2部・講演会は、福島雪男氏(昭和35年卒)による70歳を過ぎてから、サンフランシスコからニューヨークまでレンタカーを使って仲間4人とアメリカ横断を完走した旅行の模様をスライドや映像を交えたバイタリティ溢れる講演がありました。福島氏のアメリカ横断は広報紙第5号(2014年)にも掲載されていますが、今回の講演テーマは「アメリカ合衆国横断ドライブの旅」。途中で一人が病気になった時は即中止の約束でスタート、掛かった費用は21日間で一人約60万円という低予算で無事に完走したこと、旅でのハプニングやアメリカ大陸ならではの風景に出会えたことなどがスクリーンに映し出された写真とともに紹介されました。福島氏曰わく、齢をとっても楽しく生活ために大切なことは誰も病気をしないで、「気力・体力・知力」を持ち続けることだそうです。

午後1時からは第3部の懇親会で、中村晋也氏(昭和53年卒)と川崎恵美子さん(昭和51年卒)の軽妙な司会で始まり、黒須隆一顧問の乾杯の音頭で昼食に入りました。南高最後の卒業生たちのフレッシュな新会員や、今回が初参加の方々のコメントが次々に紹介されました。アトラクションは会員が自慢ののどを競うカラオケ大会になり、終始和やかな雰囲気のもと、会員同士の懇親がはかられました。最後は音楽家・丸山久氏(昭和44年卒)の指揮で校歌を合唱して解散しました。 (広報)






定期総会での審議の様子




講演をする福島雪男氏




懇親会で挨拶をする新入会員