平成29年5月21日(日)午前11時から12時まで、母校に近い京王八王子駅前のホテル「ザ・ビー」で「南多摩同窓会あかね会」定期総会が開催されました。参加人数は60人ほどでした。
第1部の総会は、開会の辞に続き、会長挨拶でしたが、石川和昭会長が体調不良のため、小林幹彦副会長が代理で挨拶を行い、名誉会長である森永比人美校長から現在の学校の状況紹介を兼ねて挨拶がありました。その後、議長に昭和36年卒の溝口重郎さんが選出され、議事に入りました。
議事は、平成28年度事業報告及び決算報告並びに会計監査報告について、役員から資料に沿って説明があり、それぞれ承認されました。
続いて平成29年度の事業計画、予算案について説明があり、多少の質問が出されましたが、役員からの説明で了解が得られ、それぞれ承認されました。
最後に役員の改選について、提案があり、前年度までの会長、副会長、会計及び会計監査1名が交代し、新たに庶務に2名の役員が選出されました。なお、退任した前会長と副会長は、それぞれ顧問、相談役として引き続き会の運営を補佐していただくことになりました。
議事終了後には、長年に渡り同窓会を支え続けていただいた副会長の野口冨巳子さん(昭和35年卒)と田中ミホさん(昭和35年卒)のお二人に感謝状と記念品の贈呈が行われ、新役員の挨拶がありました。
第2部は、恒例の講演会ですが、今年は平成10年卒業のけん玉師、伊藤祐介さんによるけん玉曲芸と曲芸を披露しながらのトークが12時から1時間ほど行われました。講演の途中で、参加者全員にけん玉が配られ、けん玉の持ち方から基本を教えていただきながら、玉を大皿に載せたり、けん先に指す技に挑戦しました。うまく技が決まると会場のあちこちで歓声が上がり、最後は飛行機という手に持った玉に件を指すという難易度の高い技に挑戦し、参加者の一人が1回で成功させ、伊藤さんから記念にけん玉を贈呈されました。
その後、けん玉のさまざまな技を披露していただき、技が成功する都度、大きな拍手と感嘆の声が聴かれました。
第3部の懇親会は、小林幹彦新会長、森永比人美校長、日笠美香PTA会長の挨拶に続き、黒須隆一顧問による乾杯の発生で食事を兼ねた懇親会が和やかな雰囲気の中でスタートしました。懇親会の進行は、昭和30年卒の大塚光代さんと昭和44年卒の井上務さんのコンビで、参加者へのインタビュー、トークが続きました。今年卒業した新入会員3名には、一人ひとりに会長から記念品が渡され、それぞれから、将来に向けた夢が語られました。午後1時に始まった懇親会は瞬く間に2時間余りが過ぎ、恒例の校歌斉唱を行い総会から4時間余り、平成29年度の定期総会から懇親会まで、無事終了しました。
以下に始めて総会に参加してくれた今年の卒業生から感想を寄せていただきましたので、紹介します。
平成29年度あかね会定期総会に参加して
南多摩中等教育学校を卒業し、同窓会あかね会の会員となりました。
会員となって初めて参加した今回の定期総会では、総会・講演会・懇親会が行われました。
総会では真面目な話を、講演会では伊藤佑介先輩の「けん玉曲芸」を、懇親会では先輩方とのお話を楽しんできました。
伊藤先輩のけん玉曲芸は凄いとしか言いようがなかったです。見事なけん玉裁きで、「一体どうやったらそんな風に操れちゃうの?!」と観客を驚かせていました。技を披露しながらけん玉を語る先輩からは、練習を積んできた努力と自信が感じられました。その後全員にけん玉が配られ体験しましたが、大変面白かったです。童心に返ったようでした。
懇親会ではとても楽しい交流ができました。元気、ユーモア、生きる力を物凄く持っていらっしゃる方ばかりで、沢山パワーを頂いてしまいました。また私の夢に対してもアドバイスをくださって、とても身になりました。
先輩方から沢山かわいがっていただけ、また同じ母校を持つという繋がりが温かく、本当に心地のよいものでした。
参加し、内容の濃いお話を聞け、また素敵な出会いがたくさんあり、とても楽しかったです。
ありがとうございました。
跡上真貴子(平成29年卒)
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