5月19日 第101回 あかね会総会開催

20130521

 

 

 

 今年101回目を迎えた南多摩高校同窓会『あかね会』の総会と懇親会が、例年通り5月第3日曜にあたる19日に母校近くの八王子プラザホテルで開催されました。
 今年の総会は、総会としての審議に続き、講演会、懇親会の3部構成で行われ、68名が参加しました。今年は高校、中等教育学校の各副校長やPTA会長など学校関係者も揃って出席され、総会初参加の会員も多っかたようです。一昨年卒業した3名の大学生会員が、卒業したばかりの2名の新会員とともに出席し、フレッシュな顔ぶれとなりました。
 第1部の定例総会は、11時から開始され、石川和昭会長、押尾勲名誉会長の挨拶でスタート。母校はあと2年で閉校になるが、精神や伝統は南多摩中等教育学校に発展的に受け継がれていくこと、同窓会も一体となって支援していくこと、最近の母校生徒の活躍の凄さなどが紹介されました。その後に清水義輝会員(昭和38年卒)を議長に選出、24年度事業報告・決算報告・会計監査報告がなされ、続いて25年度事業計画と予算案が満場一致で可決されました。今年は役員改正の年に当たり、新しく浜中賢司会員(昭和44年卒)が副会長に就任、長年あかね会に功績のあった4名の女性役員が退任され、退任された4名の役員には、表彰状と記念品が贈られました。なお、新たに就任した役員の中には、平成になって卒業卒業した若い会員が初めて含まれました。
 12時からの講演会は、3年前に文化庁より地域文化功労者賞を受賞されたモダンバレーの第一人者・伊藤淳子さん(昭和27年卒)を講師に招いて行われました。 
 講演は伊藤さんの60年に及ぶ舞踊人生を振り返る内容で、自由に発想できるモダンバレーの楽しさ、南高時代に舞踊に熱心な2名の先生と出会えたことと、この時代のハングリー精神によって、いまの私が存在することを、自らの歴史を刻んだ映像を交えながらはっきりした口調で語られ、彼女のバイタリティ溢れる生き方講演に圧倒されました。
 伊藤さんは、南高100周年記念事業の時に同窓生で特別編成された『OBOG合唱団』の団長さんとしても活躍されました。
 午後1時からの懇親会は、井上務会員(昭和44年卒)と演歌歌手・伊達めぐみさん(平成3年卒)の軽妙な司会が会場の雰囲気を和やかにしました。新入会員の代表として出席した島田大気君と鳥居真弥さんの大学1年生が紹介され、あかね会から2人に記念品が贈呈されました。司会者の突然の要請に応え、鳥居さんは英語とフランス語であいさつするなど、母校のレベルの高さの一端が垣間見られました。
 後半のアトラクションでは、司会者でもある伊達めぐみさんが持ち歌の「ケヅメリクガメの歌」と「よしゃよっしゃそうらん」を披露し、会場を盛り上げてくれました。
 今年は昨年の記念祝賀会とは異なり、和やかな雰囲気のもと、会員同士の懇親がはかられたようです。
 最後は、OG合唱団?による第四高女時代の校歌に続き、音楽家 松田有子さん(昭和39年卒)のタクトで現在の校歌を合唱し、閉会しました。(広報)


総会で議案の説明をする田中副会長

長年の貢献に感謝状を贈呈

講演する伊藤淳子さん

新入会員紹介