富岡陽子さん「私が来た道」出版

20100610

 

 

 

 

著書「私が来た道」の表紙

著書「私が来た道」の表紙

同窓会で蛇の抜け殻を手にする著者

同窓会で蛇の抜け殻を手にする著者たち(左端)

   富岡陽子さん(25年卒、旧姓:野辺さん)にとって三冊目となる「私が来た道」が岩波ブックセンターから出版されました。

 

 自分史であることは書名から容易に判断できますが、一読すると御自身のことだけでなく社会そして家族とのつながりを意識されながら書かれたことが明確に伝わってきました。

 

 著書を開くと御高名な川村二郎氏(元「週刊朝日」編集長)の文が「はじめに」を飾っております。

 川村氏はそこで「白眉は『学校が焼けた日』である。この文章は、一人でも多くの人に読んでもらいたい。そして、心に刻みつけてもらいたいと思う。」とあります。同窓の皆様にも是非とも読んで頂きたいページです。

 

 残念ながら著作は非売品とのことですが、富岡先輩によると「嬉しいことに回覧して読んでくださっている方々もいらっしゃいます。」とのことでした。

 

 母校で開催された「あかね会総会」の様子を伝える写真(左下)や第四高女の同級生「マアコ」との思わず微笑んでしまう60年をこえる長きわたるお付き合いの様子も綴られております。

 

 この本を目にする機会がありましたら、是非とも一読していただきたく、ここにご紹介させていただきました。

T.I (昭和44年卒)