「東京都立南多摩中等教育学校 開校記念式典」に参加

20101107

 

 

 

 

学生歌「無限の粒」の合唱

色づいたイチョウ

イチョウの葉で作った二匹のキツネ

 生徒代表挨拶に感心し、演奏・合唱に感動し、格調高い式辞に頷かされた素晴らしい式典でした(詳細は学校・会員だよりをご覧下さい)。

 

 感動さめやらぬまま校庭を散策。黄色く色付き始めたイチョウの木を見つけました。イチョウは「銀杏」とも「公孫樹」とも書きます。「公孫樹」には孫の代になって初めて実を結ぶとの意が込められているといわれます。

 

 百年を越える年輪を既に数えた母校の新出発である「開校記念式典」に相応しい樹だと感じ、落葉数枚を記念にとの思いでポケットに入れました。

 帰宅後そのうちの数枚にチョット細工を施し、二匹のキツネを作ってみました。仲の良い中学生と高校生に見えたら嬉しいのですが・・・。

 

 最後に初披露された学生歌「無限の粒」(郡司博 作詞・作曲)の一節を記します。

 「ちぎれそうでも はなさないでね ひかり継ぎとめる手のひらを いつかいつか 滲む涙を 拭いけしとる その日まで」。 後輩達が歌った学生歌には「訴う(歌う)」ものがありました。

 

(昭和44年卒 井上務 記))