|

折原さんが第14回日本絵本賞を受賞を受賞した
「屋上のとんがり帽子」 福音館書店2002年発行

末永史さんの「銀恋」 ワイズ出版2012年発行
|
二人共、私の同期生ではありますが、実はあまり話しをしたことはないのです。たまたま末永(本名末永史子)さんの本を本屋で見かけ、それに折原さんのことも書いてあり、ネットで検索したらお二人の著書がいろいろ出てきたもので、今回、同窓会に紹介のメールを送った次第なのです。ですからこれから記載することは、ほとんどネットからの情報となります。
当時は末永さん、折原(遠藤)さん、二人共大変な美人で、男子生徒の憧れの的でした。末永さんは元々は漫画家で、若い時は結構過激な劇画を書いていたようです。今でも一部のマニアには熱狂的な人気があり、数年前復刻版も出ました。しかし2005年出版の「おかあさんボケた?」(集英社)は当時とは打って変わってほんのりとした内容です。その本によると肩書きはイラストレーター・エッセイストとなっています。
折原さん(旧姓遠藤)は現在ニューヨークに在住しているようです。そのため最近はアメリカでの撮影が多く、ニューヨークの水道タンクを撮った写真集が第14回日本絵本賞を受賞しています。私は写真業界にいたため、写真家としての折原さんの名は知っていたのですが、その写真家、折原恵が南高の遠藤さんだったとは、末永さんの本のあと書きを読むまで、気がつきませんでした。アサヒカメラに彼女のインタビューが掲載されたこともありました。これまで、かなりの数の写真集を出版しているようで、彼女のエッセイ「フォトラブ」(幻冬舎)には彼女の写真家としての生い立ち、写真に対する考え、などが載っており、南高時代のエピソードも掲載されています。
松山 進(昭和42年卒)
折原恵さんの本
「屋上のとんがり帽子」(第14回日本絵本賞受賞)
「障害ってなんだろう」
「目に障害のある子といっしょに」
「障害のある人へのボランティア活動」
「タイーマナと緑の大地」
「アースローググァ厶」
「ジャナ」
「フォトラブ」 (彼女の随筆で南高時代のことにも触れています)
末永史さんの本
「銀恋」
「おかあさん「ぼけ」た?」
「二階屋の売春婦」
「家庭の主婦的恋愛」
「おじさんがおばさんを愛する時」
|
|