郡司博さん指揮、バッハ『ロ短調ミサ』演奏会が3月1日サントリーホールで

20150205

　春の訪れがすぐそこまで来ている季節になりましたが、南多摩高校の合唱部出身で、現在、指揮者と合唱指導で広く知られる郡司博さん(昭和38年卒)が指揮し、J.S.バッハの『ロ短調ミサ』を演奏する音楽会が、３月１日(日)に東京・赤坂のサントリーホールで開催されます。
　郡司さんは国内外の一級指揮者と共演を重ね、バッハから現代を生きるラター、ジェンキンスまで幅広くオラトリオ指揮者として活躍し、ベートーヴェン「第九交響曲」の合唱指導では日本で最も多く手掛け、講演数は450回を数えます。また、「認定ＮＰＯ法人・おんがくの共同作業場」の代表理事として、「地雷で傷ついたアフガニスタンの子供たちに車椅子を贈るベネフィットコンサート」を長年継続し、東日本大震災での音楽復興支援プロジェクトを立ち上げて、積極的な音楽活動を続けています。
　また、郡司さんは南多摩中等教育学校の開校を記念し、学生歌「無限の粒」の作詞・作曲もされています。
　南高出身の指揮者がタクトを振るうサントリーホールでの演奏会を、一度ご自分の目と耳で鑑賞してみてはいかがでしょうか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（昭和38年卒　新垣 富夫）