八王子空襲直後後の様子が、鮮明な映像で見られます。

20100614

 

 

 『Ruins―廃墟になった八王子―』

 

 

 南多摩高校の歴史を語る上で避けて通れない1945年8月2日未明の八王子空襲。それを象徴するのが、校庭に聳え立つ大クスノキの雄姿でしょうか。

 日本財団が企画した新しいかたちの市民のための映像フェスティバル「第1回日本ドキュメンタリー動画祭」。動画共有サイトYouTubeから映像を楽しむフレッシュな試みです。

 その応募作品の中に『Ruins―廃墟になった八王子―』という10分程度の貴重なフィルムがあります。米国人によって撮影された八王子空襲から1ヶ月後の街の様子が鮮明な映像で再現されています。米軍によって敢行された八王子空襲の秘密や、廃墟の街で懸命に生きる八王子住民の姿など…。その証言者の1人として、南高(第四高女)OGの渡邊マサ子さんも登場します。それにしても、このドキュメンタリー映画を制作した中央大学FLPほかスタッフの皆さんに感謝です。また、貴重な映像を自宅に居ながら見ることができるとは、いまは便利な時代になりました。

 

【動画祭】Ruins―廃墟になった八王子―

http://www.youtube.com/watch?v=-VYlwr6GGXI

T・N (38年卒)