新山陽子さんが「読書のまち八王子”推進コンクール」で優秀賞受賞!

2010307

 

 

 

 

  「”読書のまち八王子”推進コンクール」は、子供たちに本を好きになって貰おうと八王子市立小学校PTA連合会が主催して始められた企画ですが、今回、市内47校・496人が応募し、5人の優秀賞が決定しました。その中で最高得点を獲得し、優秀賞のひとりに選ばれたのが、八王子市立第四小学校の保護者(PTA)で南高卒の新山陽子さん(昭和61年卒)です。

 新山さんは南高100周年記念事業では式典・祝賀委員会に所属し、「OBOG合唱団」の最年少メンバーとして活躍していたのは記憶に新しい。新山さんは約50人いる同小学校の図書ボランティア代表として、2年前から雨の日に学校にギターを持ち込み、アニメソングの替え歌などを歌いながら、"客寄せ"するのが特色だそうです。集まってきた子供たちに本を読み聞かせ、本の嫌いな子供たちにも本の存在を身近にしてきたアイデアが評価されました。

 今回受賞の詳細は、多摩西部地区に配布されている「よみうりサンタマリア2011年2月号Vol.101」に掲載されています。

 (広報)


優秀賞を戴いて…

 団体賞を狙っていました。個人賞は「棚からボタモチ」(笑)。学校内で好きなことをやらせてもらえる状況をありがたく思います。

 生まれた時から高画質・高音質の環境があって、ゲームばかりして本に親しむ機会がなかった子どもに、「まず、物言わぬ本を手に取らせることが、とても難しい」と、私は常日頃感じていました。そこで雨の日に学校にギターを持ち込んで子どもたちを集め、そこで本を読み聞かせることを思いつきました。このことが評価され、今回の受賞につながりました。

 今後も、まずは自分自身が楽しんで、結果的に子どもたちにも楽しんでもらえば幸いです。

新山 陽子(昭和61年卒)