昭和41年卒 田村誠一さんが中国中央政府から友誼賞受賞

20141004

 

 

 

 昭和41年卒の田村誠一さんが中国中央政府から友誼賞を受賞しました。
 田村さんは、大学卒業後日本の大手繊維・アパレル業界で技術者としてさまざまな仕事をされてきました。
 当初は日本における仕事が主流でしたが、次第に海外への基地づくりが多くなり、多くの海外の企業とかかわってきました。
 特に中国での生産は、定年退職後、中国寧夏回族自治区にある寧夏中銀絨業というカシミア製品の世界的メーカーからの要請を受け、中国に駐在して生産、開発、技術向上、品質管理の改善等を進歩させたことにより、中国企業は、新天地カンボジアに新工場建設し、世界へカシミアニット製品を供給しています。
 過去寧夏回族自治区でも、地方政府からこの友誼賞を受賞しましたが、今回はこれまでの功績が認められ、中央政府から業界で初めて「友誼賞」を受賞しました。
 「友誼賞」は、中国で働く外国人専門家の文化 産業 工業 経済 教育に対する功労者への感謝の気持ちを表わすもので、1991年から国慶節前夜に開催されており、これまでに、世界67か国から1299人が選出されています。

授与式  李克強首相会見 李克強首相接見の動画

(田村さんから受賞式の報告)
 9月に中国中央政府から、急遽配偶者伴い北京へ来るよう招待状が届き、9月28日北京に入り、29日に北京大会堂で行われた国務院主催の友誼賞授与式に出席しました。
    
              授与の記念写真                             記念のメダルと楯

 授与式では、馬凱副総裁からメタルと盾が授与され、30日には人民大会堂で李克強首相から「中国がここまで大きく発展できたのは皆様のような外国人専門家の功労です。」とスピーチがあり、集合写真を撮影しました。30日の夜は、18時から大会堂内の大ホールで政府成立65周年を祝う晩餐会があり、友誼賞受賞者と配偶者が招待されました。晩餐会は、李克強首相の進行で習近平主席のスピーチと乾杯の音頭で始まり、前リーダーの胡錦濤、温家宝、江沢民氏等も出席していました。 これぞ中国の最高のイベント人物の会でした。会場が大きすぎましたが、この席に同席できたことは感無量でした。

   
                               李克強首相との記念集合写真

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